ダイエットと脂肪

2007年11月08日

ダイエットをするとき、脂肪を落としたい!という言葉を使います。この脂肪について。

人類が誕生してから約400万年が経ちますが、飢えから解放されたのは食料の保存方法が発達した戦後のわずか50年程度。この間、進化する過程で人類は、食べ物が手に入らないときでも生命を維持するために、余ったエネルギーを体内にためるメカニズムを備えました。それがいわゆる脂肪です。
私たちは環境に慣れて適応するホメオスタシスという調整機能を備えています。
食べる量を減らすと最初は順調に体重は減少しますが、ある時期から、体は飢餓への危険信号と受け取り、少量の食事に慣れようとして体重減少はストップ! これが停滞期と呼ばれるスランプ状態です。この困難な時期を乗り越えられなければ、ダイエットは成功しません。ダイエットは繰り返すほど、やせにくい体質へと変化してしまいます。

くびれが欲しいとか太ももや二の腕の部分痩せを成功させたい!と、特定のダイエット、つまりカロリーコントロールダイエットだとか短期間の断食をはじめる方がいます。でも、太りづらい体質を目指すなら、基礎代謝量を上げることも大切。『運動をすると基礎代謝量があがる』といわれますが、ダイエットに必要なのは、低カロリーの食材を積極的に取り入れるカロリーコントロールと、消費カロリーを増加させる運動・エクササイズをバランス良く取り入れることが肝心のようです。



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